しおじ&フーゴと一緒のお散歩タイム。至福のひととき♪
ところが!のんびり歩く私たちの目前に、ものすごい速さで何かが飛び出てきた。
え?と目を凝らす間もなく、ものすごい勢いで吠えられた。
イヌだ。コーギーだ。道沿いのお宅のイヌ。縄張り意識が強いのか、散歩で通りかかるたびに毎回よく吠える、あのイヌだ!
しおじが一瞬「何よーアンタやる気?」という姿勢を見せたが、すぐに制止して2頭を後ろに下がらせた。
じっと立ち止まって、でもコーギーからは視線を外さずに、とにかくそのイヌの飼い主さんが早く気づいてくれるのを待った。
けたたましく吠え続けるイヌの声に気づいて、飼い主さんが慌ててやって来た。
すごく怖かった。だって1メートルも離れてない目の前で、姿勢を低くして威圧的に吠えられたから。
その飼い主さんは「すみません。門を閉め忘れちゃって」と謝りながらコーギーを引っ張って連れて行った。
門の閉め忘れ・・・それは完全に飼い主の不注意だ。門の向こうでは、いつも放し飼いにしてるんだろうか?飼い主が家の中にいる時も、「門があるから安心」と思い込んで、庭でイヌを野放しにしてるんだろうか?
いつか事故につながる・・・と思った。
これはイヌと暮らす自分への戒めでもあり、自分たちがどんなに気をつけても周囲には危険の種がいっぱい転がってるから用心しなさいという警告でもあるのだろう。「門が閉まってるから」「柵があるから」大丈夫という考え方は通用しない。