2009年8月17日

クラークさんのコーヒーマグ



久楽窯(くらくがま)

養老渓谷には、クリス・クラークさんという陶芸作家さんがおられます。35年前にイギリスから来日したクラークさん。養老渓谷に工房「久楽窯」をかまえて25年になるそうです。薪にこだわり、土にこだわり、自分の心と体が自然に欲するものにこだわり、自然に恵まれた山の中で陶芸活動に励んでおられます。

工房横のギャラリーには、ふだん使いのカップや花器、お皿などが並べられていました。「これステキ」と思ったコーヒーマグをひとつ一つ手に取り、自分の手のひらに一番しっくり収まったマグを買い求めました。写真がちょっと暗くてわかりにくいかもしれませんが、電気釜と違って薪の炎は均一ではないため、焼き上がりにムラができ、それがそれぞれ異なるユニークな表情をつくり出すのだそうです。手触りとか、釉薬のかかり具合とか、ちょっとした形のいびつさとか、色味の変化とか、一見似てる作品でもよく見ると全部違ってて、とても面白かったです。

また養老渓谷に行く機会があったら寄りたいです。ギャラリーには、クラークさんの愛犬ダンディ君もいますし♪