2009年4月23日

フーゴの去勢手術

フーゴが去勢手術を終えて無事に退院しました。実はフーくん、左右の睾丸がお腹のなかにある停留睾丸だったんです。

睾丸が自然に降りてくるまで様子を見ようかな〜とも思ったのですが、先輩犬に挑戦状を叩きつけるほどオスッ気が強くなってきたし、ご近所には避妊手術を受けていないメス犬が数頭いるのでヒートの影響を受けても辛かろうと、開腹手術で睾丸を摘出することにしたんです。

コリーやシェルティーは薬物に敏感な犬種で、特に麻酔薬は要注意と言われています。血液-脳関門のバリアが弱いので、本来ならこの関門で阻止されるべき薬剤がバリアを通過してしまう場合が多いのだそう。

執刀したドクターのお話では、フーゴも麻酔の安定域が狭かったそうです。麻酔を深くすると呼吸が止まってしまい、浅くすると覚醒しそうになる・・・という具合です。今回、フーゴの「麻酔薬に対する反応」を把握できてよかったです。こういう情報を知っていれば、リスクを最小限に抑えることができますから。覚醒は特に問題なく、手術も無事に終わりました。あ〜本当によかった。

摘出した睾丸の写真を見せてもらいました。見た目は砂肝のような感じ、大きさはウズラ玉子くらい。お腹のなかに入ったままだと腫瘍化する可能性が高いと聞きましたので、無事に摘出できてよかったです!

帰宅早々にエリザベスカラーを外して様子を見てます。今のところ縫合した部分を気にすることもないので、外したままでもいいかな〜。



おかえり〜フーくん。しおじと一緒に待ってたよ。



首まわりの毛はふわふわ。まるでタンポポの綿毛みたい。