おめでとう、しおじ。
常にそばにいるからでしょうか、もっと長く一緒に暮らしているような錯覚を覚えます。
その一方で、「もう2歳になったのか〜」と感慨深い思いもあります。
しおじは、私のためにブリーダーさんが選んでくれた子です。
「オスでもメスでも構いません。色も希望はありません。健やかで気立ての良い子であれば、それだけで十分です」という私のリクエストに応えて、3頭生まれた同胎のなかから私のために選ばれた子がしおじだったのです。
生後1ヵ月の時、四国のブリーダーさん宅までしおじに会いに行きました。大きなケージの中にいた同胎パピー3頭。ほかの2頭が「遊んで遊んで〜」と近寄ってきたのに対し、こちらにお尻を向けてケージの向こう側から景色を眺めていたのがしおじでした。そんなわけで、しおじは最初から変わり者でした（笑）。
意思の強い頑固な性格に手を焼きながらも、毎日楽しく闘いつつ、あっという間に月日が流れ、フーゴという弟ができて、さらにインティという弟もできました。からだの小ささは俊敏さと脚の速さでカバーしながら、自分よりデカイ弟たちのリーダーとして君臨しています。
しおじは秘技トリ拳使いの名手でもあります。くちばし（マズル）をマッハの速さで動かして、逸脱行動をとった弟をつつくという究極の指導技です。ただし、しおじ自身も逸脱行動をとることが多いですし、正当な理由もなくトリ拳を使った場合には、あ〜ちゃんにガッツリ叱られます。
あ〜ちゃんとしおじは、変わり者同士なので馬が合いますσ(^^)
空気や雰囲気を読み取るのに長けているのは、やっぱりしおじなんですよね。
まだまだ課題は多いですが、ひとつ一つ楽しみながらクリアしていきましょう。
