2009年2月3日

節分

ピンポ〜ンとチャイムが鳴り、ドアを開けると大家さんが立っていました。
「ほら、今日は節分だろ」と手渡されたのがコレ。

ひとつは柊(ヒイラギ)の葉っぱにイワシの頭が刺してあります。もうひとつは柊の葉っぱに半分乾燥させた大根が。玄関の呼び鈴の上に挿してくれました。

私の郷里ではこういう習慣がなかったので、さっそくインターネットで検索。

昔から節分の晩には鬼が出ると言われていたそうです。柊の葉っぱが鬼の目を刺し、イワシの匂いが鬼を追い払うということで、写真のお飾りは魔除けなんですねっ!写真のヒイラギにはトゲがありませんが、トゲなしの葉もあるんですね。
ところで節分は立春の前日ですが、昔は一年でいちばん寒いこの時期に大根湯に入る習慣があったそうな。立春の数日前から家の軒先には大根の葉っぱが吊り下げられていたそうです。半乾燥した大根の葉を細かく刻み、さらし袋に入れてお風呂に入ると温まるんだそうです。この柊に刺してある半分乾燥した大根は、その習慣に由来しているのかな。

そしてこれもいただきました。

安房神社の節分豆。わぁ〜感激です!


そこで台所にストックしてあった小粒の黒大豆を焙烙で炒って節分の準備をしました。豆まき・・・小学生の時以来かも〜。

今日はフーゴとふたりで豆まき。病院で頑張っているしおじの分も大きな声で『福はうち〜』しましょう。