2009年2月17日

遠慮深いヤツ

しおじを留守番させてフーゴだけ連れて出歩く機会が増えた今、気づいたことがある。フーゴはかなり遠慮していたということ。車の後部座席に乗せれば、一番いいポジションをキープするのは常にしおじ。運転席と助手席のちょうど中間部分から前方のクリアな景色を眺めているのは常にしおじ。フーゴはサイドの「スモークガラス越し」に景色を眺める。し・か・し、今は違う!堂々と後部座席のど真ん中を陣取り、ドライブを楽しんでいる。前方に広がるパノラマ・・・というのは大袈裟だけど、フロントガラスから見える景色を存分に楽しんでるように見える。

犬の社会じゃ当たり前のことなのかな。ネェチャンを立てて、俺は我慢。ひょっとしたら、我慢してるように感じてるのは私だけで、フーゴにとってはストレスでも何でもなくて、すごく当たり前のことなのかもしれない。

今まで通りみんなで過ごす時間も大切にしながら、これからはしおじやフーゴと一対一で過ごす時間も少しずつ増やしていこうかな、と思う。フーゴが甘えて体をすり寄せてくる時、「あ〜ちゃん、あのさぁ、俺さぁ・・・」と言ってるように感じる。でも「俺さぁ」の後はアハハ〜ンエヘヘ〜ンと笑うだけで、まだ何も感じ取れていない。もっとストレートに要求してもいいんだよ、とも思う。


もじもじ・・・俺けっこう遠慮深いんだよ

その遠慮深いとこも、頭のてっぺんの毛が立って小鬼みたいなとこも、全部ひっくるめて愛くるしいヤツ。