2008年10月26日

いつまで続く座り込み



『動かざること山の如し』

風林火山ではなく、お散歩前のフーゴである。今日も「俺いかない」の決めぜりふで座り込んでしまいました。しかたなく抱っこで強制的に外に連れ出すと、なぜか調子よく歩き出します。しかも足取り軽やか〜。なぜなんだ?フーゴ。どうして毎日いちいち座り込むのだ?そんなに機嫌よく歩けるのなら、最初から気持ちよくスタートしようじゃないか。

今日も牧羊犬としてのフーゴの才能に驚かされました。しおじはお散歩中にマイワールドに突入すると、ヒールの指示などまったく聞き入れません。あっちこっちに引っ張って危ないったらありゃしない。そこでフーゴの登場です。群れ(と言っても1人+2頭のちっちゃなファミリーパックですが)から飛び出たしおじの前に回り込み、「ネェチャン、はみでてるぞ〜」と言わんばかりに鼻先で突いたり、軽く噛んだりしてしおじにサインを送ります。しおじが前に飛び出ようとすると、必ずフーゴが前に回り込んで制止するので、私としては大助かり。これってコリーの本能なんでしょうか?しおじはバッタの死骸や落ち葉、ドングリなど、次々にターゲットを見つけてはそちらに一直線に進もうとします。サイトハウンドですから。一方、フーゴは群れをきちんとまとめるのがお役目ですので、常にしおじネェチャンにロックオン。横にピッタリついて目を光らせます(笑)。

そうは言っても、まだお散歩デビューまもない子犬。すぐに道ばたに座り込んでは「俺つかれた」と自主的に休憩を入れます。そんな時、しおじがフーゴのそばに駆け戻って、「さぁ、もうすぐおうちだよ。頑張ろう」と励ましているように見えます。しおじもネェチャンらしくなってきたなぁ。

天気予報によると明日から秋晴れが続くらしいから、青空が見えたら海で思いっきりロングウォークしようね。私も巧みな手綱さばきを身につけないといけないしσ(^^)