2009年6月9日

那須高原〜奥日光〜新潟の旅  --新潟編--

菅沼キャンプ場の下見を終え、沼田ICから関越道で館山に戻るつもりだったのですが、地図を見てたら・・・そこから実家が近いことが判明。2時間半で実家まで行けるのなら、ついでに帰省してもう1泊しちゃおうっと。急遽、電話で「近くまで来たから寄るわ。一晩泊めて。犬連れてるけど」と強引かつ一方的に伝えたところ、案の定、動物嫌いの母は「いぬぅぅぅ?」と嫌悪感まるだしの返事。「とにかく帰るから!プツン」と電話を切り、多少の不安を抱えつつ実家に向かいました。

そして・・・またもや人間の価値観の曖昧さを垣間見る結果となりました(笑)。

そもそも、私が幼い頃からいくら「犬を飼いたい」と懇願しても叶わなかった理由は、父と母が『動物嫌い』だったからです。両親ももうすぐ70代。ということは犬嫌い歴も70年近いわけです。

ところが☆ところが☆
父も母もしおじとフーゴに初めて会い、熱烈キッスの嵐でなつかれた途端、も〜デレデレですよ。母はデコボコのために魚沼のコシヒカリをたくさん炊いてくれました。父は、久しぶりに帰省した娘(私)はそっちのけで写真撮影に熱くなり、久しぶりに家族全員が揃ったというのに家族写真よりもデコボコと自分のツーショット撮影を優先し、うっかり夜の町内会に遅刻しました。

さらに「名前忘れないように、これに書いておいて」と父から手渡された紙片には、直筆のデコボコ似顔絵がぁぁぁ!でっかいアルマジロみたいなのがフーゴで、小さいアリクイみたいなのがしおじ。全然似てないくせに、うまく特徴をとらえていて、家族全員で大爆笑。こんなの書いてるから町内会に遅刻するんだよーもうっ!

帰り際、「またいつでも来なさい」と言ってもらえた凸凹コンビ。よかったね〜。

ふと気づくと写真を1枚も撮影していない自分。父にとりついた撮影の鬼に圧倒されて、自分が撮ることなんて頭に浮かびませんでした。というわけで、新潟編の写真は1枚もありません。ごめんなさい。